2019年8月2日に上映がスタートした「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」。筆者も公開初日に映画館へ足を運びました。
ネタバレなしで、少しだけ感想をお伝えしたいと思います。気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
公開初日に「ドラクエ ユア・ストーリー」を見に行ってきた!
公開初日に「ドラクエ ユア・ストーリー」を見に行ってきました!
「ドラクエ ユア・ストーリー」は、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をベースにした映画なのですが、完全再現という訳ではありません。なので、「ドラゴンクエストV」のアレンジ版として見に行くことをオススメします。
ネタバレはしないように、どのような感じだったのか・・・簡単にお話ししたいと思います。

席はほぼ満席でしたよ☆
鳥山明先生の絵じゃない!?
既にお気づきかと思いますが、映画のキャラクターたちは鳥山明先生の絵ではないんです。。
「ドラクエ」といえば、「鳥山明 × 堀井 雄二 × すぎやまこういち」の最強タッグがお馴染みなので、少しガッカリされた方も多いかと思います。
筆者としても、お馴染みの鳥山明先生のキャラクターで見たかったのが本音ですが、映画を見ている間は意外と気になりませんでした。

前半は結構なスピードで話が展開していく
上映開始から20分程度は、凄い駆け足でストーリーが進行していきます。
なので、正直なところ「大事なところ結構削っちゃったんじゃ・・・」と思う部分もありましたし、「この勢いでストーリーが進行していったらどうしよう・・・」と序盤は不安にもなりました。
ですが、上映開始から30分を過ぎた頃には、話に深みが出てきて、どんどん「ドラゴンクエストV」の世界に引き込まれていきました。

あと、個人的には大きなシアターで聞くドラクエの音楽たちは最高でした!
駆け足すぎたせいで、ビアンカ・フローラに思い入れがない…
今回映画のベースとなった『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』は、「ビアンカ」と「フローラ」からお嫁さんを選択することが出来る事でも有名なゲームです。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』を一度でもプレイしている方は、「ビアンカ」・「フローラ」との出会いや思い出などが頭に入っているので、「どっち派」なのかはっきりと答えられる方が多いかと思います。
筆者は、天空の花嫁が発売された当初は、ゲームができるような年齢ではなかったので、ドラクエ好きを公言していながら・・・お恥ずかしながら「天空の花嫁」は未プレイだったんです。
「天空の花嫁」の予備知識が無いまま映画を見に行き、ストーリーが駆け足で進む中で・・・、
- どのようにビアンカやフローラと出会ったのか
- 幼少期にどのような出来事を共に経験したのか
・・・といった、肝心の部分があまり描かれておらず、フローラやビアンカとの思い出が一切ないまま嫁選びへ突入。
「どちらも初対面に近くて選べない」「〇〇派と公言できるほど、二人を知らない」・・・というのが個人的な感想でした。。

初見には少し話が足りないかもしれないな・・・
ラスト10分で賛否両論分かれそう!
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の評価はラスト10分で大きく分かれるだろう・・・と思っています。
ラストで、ストーリー内に散りばめられた伏線を上手く回収していくので、「なるほどな・・・」と納得できることは多かったのですが、個人的には「もっと違う見せ方があったのでは?」と思ってしまいました。
ですが、一緒に付き添ってくれた夫は、

予想していなかったようなことが起こったので、それが良かった!
と言っていました。
夫婦たった2人でも意見が分かれてしまうので、この結末が「あり」なのか「なし」なのか・・・論争が起こりそうな予感です。。

【まとめ】気になるなら自分の目でみた方がいい
きっと、このレビュー記事を読んでいるという事は、この映画が気になっているということですよね?
色々と不満点を挙げてしまいましたが、筆者としては「見て良かった!」と心の底から思いましたし、「やっぱりドラクエが好きだ!」と再確認することが出来ました。
なので、「少しでも気になっているのであれば、絶対に自分の目で見たほうが良い」と思っています。
ちゃんとプレイすると40時間を越えるといわれている『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。
その膨大なストーリーを2時間以内に納めるのだから・・・少し駆け足になるところが出てしまうのはしょうがないことだと思います。ラストの終わり方も賛否両論あるのも仕方のないことだと思います。
ですが、やはりドラクエ好きなら映像・音楽共に楽しめる感じになっているので、ぜひ劇場へ足を運んでみてほしいです!

映画を見た後は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をプレイしたくなります。ご注意ください。(笑)
switch版でリメイクしてくれないかなぁ・・・