SQUARE ENIXの人気タイトルである「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」。どちらにもオンラインゲームがあり、それぞれ違う特徴を持っています。
今から始めても全然遅くはないですし、今だから便利に楽しめる要素もたくさんあるので、今から始める方はどちらのタイトルが自分に合っているのか、ぜひ参考にしてみてください☆
目次
FF14とドラクエ10ではプレイスタイルが全然違う!
ドラクエ10とFF14の大きな違いとしては、一人で遊べるかどうか・・・という点だと思います。
ドラクエ10の場合、酒場システムというものがあり、他人が育てたキャラクターを雇って連れて歩くことができます。(最大3名までレンタルできるので、4名パーティーを簡単に作ることが出来ます。)
それに対し、FF14は・・・絶対に一人では遊べない仕様になっています。
メインストーリーが進むにつれて、一人ではどうしても進めないダンジョン系コンテンツが出てきます。
その際に、ドラクエ10のように誰かを雇うという事はできず、ランダムでマッチングされた知らない方々と一緒に進んでいく事になります。
相手は自分と同じようにオンラインでプレイしている方なので、「よろしく」「お疲れ様でした!」の挨拶は必須となります!
毎回知らない人とダンジョンに行くのは嫌だ!という方は、フリーカンパニーなどに所属すると、フレンドで行けるようになりますよ☆

ドラクエ10にはこっそりログインできる機能もある
ちなみに、ドラクエ10にはフレンドやチームの人に、ログイン情報を表示しないという機能があります。
「今日は誰とも会話したくない」といった日や、「ログインして、すぐにログアウトする予定なので、静かにログインしたい」といった場合に、とても便利な機能です!
FF14の場合、フリーカンパニー(チーム)に所属していると、ログインした際にすぐに全員にログインした事が知らされます。
なので、すぐにログアウトする場合でも、挨拶しなければならないのが少し面倒なところです。

FF14とドラクエ10のストーリーは好みが分かれる
ドラクエ・FFシリーズ、どちらもプレイ経験がある方なら何となく分かるかと思いますが、2作品はストーリーや世界観が大きく異なります。
例えば、ドラクエ10の場合・・・
ドラクエ10
- 話がとにかく分かりやすい
- 心温まる話が多い
といった半面、プレイする方によっては話が子どもっぽいと感じる人もいるかもしれません。
一方、FF14の場合は・・・
FF14
- ストーリーが大人向け
- 政治的な話も多く、少し難しい
といった感じ。
筆者は、ドラクエ10後のFF14だったので、話が難しくて驚きました!
理解できないという事はありませんでしたが、最初のパッケージ(新生エオルゼア)はボイスも少ない上に、難しい言葉や漢字なども多くて・・・正直読んでいても話が頭に入ってこない事も多かったです!(笑)
そういった声が多かったのか、2つ目のパッケージ(蒼天のイシュガルド)からはフルボイスの映像が増えていました!

FF14とドラクエ10は世界観が違うので多少グラフィックには差がある
ドラクエ10の画質は、鳥山明先生の世界観などがあるのでリアルというよりは・・・少しアニメーションの世界のような雰囲気があります。
一方、FFに関してはリアルの世界に近い世界観で仕上げているので、体のパーツや建物の質感といったものなど、そういった細かい部分がしっかりと描かれているのが特徴だと思います。

FF14とドラクエ10の職人系ギルドについて
FF14やドラクエ10の世界には、白魔導士(僧侶)・剣術士(戦士)といった職業ジョブ以外に、お金を稼ぐための職人ギルドが存在します。
例えば、FF14の世界には以下のようなギルドが存在します。
木工師・革細工師・鍛冶師・裁縫師・甲冑師・錬金術師・彫金師・調理師
ギャザラー(素材集め系)
採掘師・漁師・園芸師
といったものがあり、FF14では全てのギルドに属することが出来ます。なので、時間さえあれば素材集めから作成まで全て自分でできちゃうんです。

ドラクエ10
それに対して、ドラクエ10では…
武器鍛冶・防具鍛冶・道具鍛冶・木工・さいほう・ツボ錬金・ランプ錬金・調理
といったギルドが存在しますが、1キャラにつき一つのギルドにしか所属することが出来ません。
なので、自分で作れないものも多く、購入するしかないものも多くある為、ゲーム内での通貨(G)が物凄く大切になってきます。

お金を稼ぎやすいと感じたのはFF14ですが、やっていて面白いと感じたのはドラクエ10の職人でした!ちなみに、釣りもドラクエ10の方が面白いです。
FF14とドラクエ10のハウジングの違いとは?
FF14でマイホームを持とうと考えた時に、土地と建物代の値段をみて驚きました!!
Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | |
---|---|---|---|
土地の最低価格 | 149万ギル | 794万ギル | 1,984万ギル |
建築費用 | 45万ギル | 100万ギル | 300万ギル |
最低金額の トータル |
194万ギル | 894万ギル | 2284万ギル |
一番小さいSサイズの土地でさえも、どんなに安くても約1,490,000ギルは必要なんです!!!!
おまけに建物(建築費用)は別料金なので、プラス45万ギル必要なんです。
家を建てるだけで合計で194万ギルも必要なのですが、ポストやチョコボの小屋などの家具は別料金なので、230万くらいは初期費用として見積もっておく必要があります。
初めのうちは、お金もあまり増えないので・・・筆者はプレイし始めて2カ月目頃にようやく家を持つことが出来ました!(来る日も来る日も木を伐採して売りさばきました・・・)
ちなみに、1部屋50万ギルで購入できるアパートや、フレンドとお金を出し合って購入するハウスシェアリングというシステムもありますよ!

一方、ドラクエ10の場合…
ドラクエ10では、新人さんおうえんキャンペーン中にゲームを始めると、土地代が無料になるチケットなどが配布されるため、ゲームを始める時期によっては、あっという間に家を持つことが出来ます。
筆者の場合、無料土地券も利用したこともあり、1週間以内ではマイホームを持っていました!
Sサイズ | Mサイズ | |
---|---|---|
土地の最低価格 | 2万G | 10万G |
建物代 | 1~3万G | 5~15万G |
最低金額の トータル |
3万G | 15万G |
無料土地券を持っていない場合でも、Sサイズの土地だと最低価格で2万G、Mサイズでも最低価格10万Gとなっている為、あっという間に購入できる金額なんです。
建物は、好みの外装で値段の変動がありますが・・・どちらにせよ一番大きくて豪華な家でも25万G(土地建物込み)で建てられちゃうんです☆
ちなみに、土地の自動回収は1年以上ログインしていない人から順次回収されていくそうです。キッズタイム中でも、1度でもログインしていれば回避できるそうです。

「レンダーヒルズ地区」は、土地の値段が1億円!!それでも、土地に空きがないのが凄いところです。。
そもそも、FF14とDQ10では家の必要性が違う!
そもそも、FF14とドラクエ10では・・・マイホームの必要性が全然違うと感じました。
ドラクエ10は、HPやMPを宿で回復する必要があるので「宿を毎回利用するよりは…マイホームを持とう!」という事になるんです。
その他にも、最初のうちは冒険中に死亡してしまうとお金が減ってしまうので、家に貯金箱を置いてお金を預けたり(クエストを進めていくとお金が減ることが回避できるようになります)、タンスに装備や道具類などをしまっておいたりと、色々な事が出来るんです。なので、ドラクエ10では頻繁に家に帰ります!
FF14の場合
それに対し、FF14ではHPは自然と回復していきますし、死んでしまってもお金が減ることはない・・・。なので、家に帰らなければいけない用事といえば、チョコボの育成と畑仕事だけなんです。
その為、最悪 家に帰らなくても、何の問題もないので・・・ハウジングに興味のある方やお金が貯まってきた方の趣味程度の存在のような感じがしました。

FF14とドラクエ10の課金アイテムについて
FF14のいいところの一つとして、課金アイテムの少なさが挙げられます。課金アイテムが少ないという事は、ゲーム内で手に入るアイテムが多いという事!
メインストーリーやイベントをこなしていると報酬として個性的なマウント(乗り物)が貰えたり、オシャレな装備はゲーム内のお金(ギル)で購入出来たりと、意外とゲーム内で手に入るアイテムで満足することが出来るんです。

ドラクエ10は、一人で遊びやすいという事もあり、女性がとても多いんです。
私も含め・・・女性は小さい時から家のインテリアを楽しんだり、キャラクターを着飾ったりして遊ぶことが大好き!
そんな女性たちをターゲットにした、オシャレで可愛い装備や家具の有料アイテム、乗り物(ドルボード)などが、めちゃくちゃ多いのがドラクエ10なんです・・・。しかも、手を出しやすい金額に設定されているんです。
しかも、課金した購入金額(ポイント)に応じて、1年に一度「ランク報酬」というものがあり、他では手に入れる事が出来ない家の外装が手に入ったりするので・・・「ランク報酬」欲しさに課金している方もいます。

課金の調整をうまくできる方なら、問題ないと思いますが、課金癖がある方は要注意です!
プレイできるハード(機械)の違い
FF14とドラクエ10は、ソフトが販売されているハード(機械)にも違いがあります。
- Windows
- PS4
- Mac
ドラクエ10が遊べるハード
- PS4
- Windows
- Nintendo Switch
- Nintendo WiiU
- Nintendo 3DS
- dゲーム(スマホ)
ドラクエ10に関しては、選べるハードが多く、お子さんがいるご家庭であればどれか1台は自宅にありそうな感じですよね☆
ちなみに、どの機械で遊んでも、オンラインの世界でつながっているので、別の機会で遊んでいるお友達とも遊ぶことができるのでご心配なく・・・!

FF14とドラクエ10の利用料について
FF14とドラクエ10を遊ぶ際は、ソフトを準備するだけでは遊べず、月額利用料を支払う必要があります。
月額利用料は、運営資金に充てられており、定期的にイベントが行われたり、アップデートが行われたりと、楽しませてくれる要素がいっぱいあるんですよ☆
FF14の月額利用料
コース名 | 利用 期間 |
利用料金 | 1ワールドに 作成可能な キャラ数 |
作成可能な キャラの数 |
---|---|---|---|---|
エントリー | 30日 | ¥1,280 (税込 ¥1,382) |
1キャラ | 8キャラ |
スタンダード | 30日 | ¥1,480 (税込 ¥1,598) |
8キャラ | 40キャラ |
90日 | ¥4,140 (税込 ¥4,471) |
FF14は、日本人優遇のデータセンターが3つあり、更にデータセンター内にworldという部屋がいくつも設けられています。
一つのworld(部屋)に何キャラ作成したいかによって、利用料が変わるのですが・・・正直な話、エントリーコースで十分かなという気がします。
何故かというと、お金を稼ぐ手段の一つである職人ギルドには全部所属できるので、1つのキャラで何でもできちゃうんです。なので、サブキャラを育成する必要がないんです。
その他の理由としては「やることが多くて、サブキャラを育成する暇がない・・・」というのも大きな理由の一つでもあります。

ドラクエ10の月額利用料
遊ぶ機械 | 利用 キャラ数 |
30日間 利用券 |
60日間 利用券 |
90日間 利用券 |
---|---|---|---|---|
Windows Wii U Switch |
3キャラ | 1,000円 | 1,950円 | 2,900円 |
4キャラ | 1,300円 | 2,550円 | 3,800円 | |
5キャラ | 1,500円 | 2,950円 | 4,400円 | |
PS4 | 5キャラ | 1,500円 | 2,950円 | 4,400円 |
利用 キャラ数 |
3日間 利用券 |
10日間 利用券 |
30日間 利用券 |
|
3DS dゲーム |
5キャラ | 378円 | 702円 | 1,620円 |
ドラクエ10は、プレイするハード(機械)と、利用するキャラ数で金額が変わってきます。
一番安い利用券で税込み1000円なので、一日当たり33円程度で遊べる計算になります。そう考えると、結構良心的ですよね☆
ドラクエ10は、FF14と違って…職人ギルドには1つしか所属することが出来ません。
その為、別の職人ギルドに所属するためにサブキャラをいくつも育てて、お金を稼いでいる人も多くいるようです。

また、ドラクエ10にはキッズタイムという時間が設けられており、
- 月曜日~金曜日(祝日含む):16時~18時
- 土曜日・日曜日:13時~15時
上記の時間帯は、利用券を購入していなくても無料で遊ぶことが出来るんです☆

ちなみに、大人もキッズタイムを利用できるので、利用券が切れていても一日2時間程度は無料で遊ぶことが出来ますよ☆
最後に2作品のいい点とマイナス点をまとめてみた!
長々とお話ししてきましたが、最後に2作品のいい点とマイナスポイントをお話ししていきたいと思います。
どちらが自分に合っているのか、ぜひ参考にしてみてくださいね☆
FF14の良い点とマイナスポイント
- 課金しなくても手に入るアイテムが多い
- ゴールドソーサー(カジノ)がとても面白い
- 音楽がカッコイイ
- 魅力的な種族が多い
- キャラメイクが楽しい
- 敵や召喚獣なども迫力があってカッコイイ
- 画質が良いので街並みや景色、夜空などに感動する
- HPなどが自動回復する
- エターナルバンドという結婚のようなシステムがある
- 1キャラだけで出来る事が沢山ある
マイナスポイント
- 一人では攻略できない
- ダンジョンに入る際のマッチングに時間がかかる
- ダンジョンやボス戦の情報を、事前に予習しておく必要がある
- 話が少し難しい
- 職人作業が単純
- ログインは必ずバレる仕様
- マップの移動(ワープ)にお金がかかる
ダンジョン系のコンテンツは、軽く予習しておかないと・・・ランダムでマッチングされた方々3名に迷惑をかけてしまう恐れがあるので、難易度が上がるにつれて、攻略サイトなどで事前に情報を頭に入れておく必要があります。
また、ダンジョン系コンテンツは、ランダムでパーティーをマッチングするため、10~20分程度の待ち時間が発生します。(メンバーが揃うとシャキーンという音が鳴る為、通称シャキ待ちと呼ばれています)
このシャキ待ちをなくす方法として、フリーカンパニー(チーム)に所属する方法や、募集掲示板で募集するという手があります。
フリーカンパニーに所属したら、声を掛けたら誰かが手伝ってくれることがあるので、時短&知らない人とのダンジョンを回避することが出来ますよ☆

ドラクエ10の良い点とマイナスポイント
- 一人でもメインストーリーを攻略できる
- ドラクエが好きならハマるストーリー
- モンスターを仲間にできる
- 簡単に家が持てる
- プライベートコンシェルジュ(リテイナー)も色々と好みに改造できる
- 鳥山明さんの世界観がいい
- こっそりログインすることも可能
- クイズイベントや宝くじなど、面白イベントもある
- 一人で進められるので、誰ともかかわらなければオフラインゲームと同じ感覚で遊べる
- マップ間の移動(ワープ)にはお金はかからない仕様
マイナスポイント
- 課金アイテムが多すぎる(←買わなければいい話)
- FF14に比べるとカジノは面白みを感じない
- キャラメイクが単純なので、同じ顔の人が多い
- FF14と見比べると、少し子どもっぽくも見える
- 職人が1種類しかできない
- 死んだら手持ちの所持金が減る(←進めていけば解決できるクエストがある)
ドラクエ10は、FF14とは違い、一人で遊ぶことができるゲーム・・・。
気軽といえば気軽なのですが、最悪...誰とも話さないまま引退するなんてこともあり得るゲームです!(笑)
オンラインゲームは、現実世界と一緒で、マーケットに出品しているのも、日本のどこかに住んでいる誰かですし、近くを走り抜けていく人も、また他の誰かなんです。
現実世界と同じく「全く同じ時間なんて存在しない」生きた世界なので、そんな生きた世界で「王道のRPGを一人で気軽に楽しみたい!」という人には、間違いなく向いているゲームだといえます。
もし、一人では寂しいと感じても、チームに所属することが出来るので、誰かと関わりたくなったら迷わず自分に合いそうなチームを探してみましょう!

【まとめ】どちらも1日数十円で遊ぶには安すぎる!
色々と大きな違いを書いてみましたが、実際にはこの他にも違いが多く存在します。
なので、今後もちょくちょくFF14とドラクエ10の比較記事を書いてみたいと思っています。
FF14とドラクエ10は、ソフトさえ揃えれば、一日当たり33円~46円程度で何時間でも遊ぶことが出来ます!
